ヲカベ自分騙り

日々膨らむ妄言の具現化。

全然トイマニじゃないけど4を観た。

 

 

 

どうも、ヲカベです。

 

最近、なかなかいい天気にならないので

晴れ男100%の人間になりたいです。

 

晴れ、といえば

本日から新海誠監督最新作の

「天気の子」が上映となります。

 

前作「君の名は。」が空前の大ヒット、

満を持して新作がやってきました!!

太古からの新海ファンも、

アニメ好き、映画好きからも

またそうでないライト層からも

圧倒的支持を受けた作品を生み出した

その手腕を今回はどう発揮したのか?

しばらく観れないのですが楽しみです。

 

君の名は。は劇場で7回円盤と地上波で3回見たので

今回は劇場で10回くらい観たいなと思ってます。

 

 

本題は天気の子、ではなく。

今日からビッグタイトルが公開となると

それ以前で公開されていた映画は

大きなスクリーンを奪われてしまいます。

 

直近で天気の子に負けない大作といえば、そう

 

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トイ・ストーリー4

これですよね、、、っ!!

 

「完璧な結末」とまで言わしめた

前作「トイ・ストーリー3」でしたが

その完成度ゆえに続編は出ないのでは?

と憶測が飛び交っていたようです。

 

しかし、今回の4は

良くも悪くも大きくファンを裏切る衝撃作、らしい!

という前情報をチラチラと見ていました。。が。。

 

正直、世間の方々ほど

熱烈にトイ・ストーリー!!!うおおお!!!!

っていう感じでもないんですよね、、、

 

というのも

無印トイ・ストーリー

とっても好きな映画で何回も見た記憶があるのですが

2と3に関しては、自分の中で

「蛇足かな、、、」感が否めなくて

あんまり見てないのです。

あと、話が暗くて怖かった、

という生々しい記憶もありますね。。

 

たぶん、3に関しては地上波でやってたのを

片手間に見ただけなので

断片的にしか記憶が無いです。

紫のクマが悪いヤツだった気がします。

 

 

なので今回は

でもどうせ見るならデカいスクリーンで

見れなくなる前に行っとくか、、、くらいの

不純な動機で見に行った結果、

 

なんやコレえぐい涙止まらん😭😭😭😭

となったチョロいワシの感想をば。。

 

※一丁前にネタバレもありありなので

未視聴の方はスマホゴミ箱にぶち込んで下さい。

 

 

 

 

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・終始ピエロだったウッディ

そういえばトイ・ストーリー

字幕版で見た事がないです。

すっかりヲカベの中ではウッディといえば

唐沢寿明さんの声でしか再生されません。

(顔もなんだか似てるし)

 

アンディとウッディの関係性は

3作を通して完璧なまでに描かれ、

おもちゃかくあるべき!と言い切っても

良いほどに美しい絆でした、、、が、、、。

 

反面、今作のウッディは

新しい持ち主のボニーに

まっっったく興味を持たれておらず

1本の作品の中で名前を呼ばれる事すら

無かったのです、、、なんで、、、

 

しかし、それで不貞腐れないのが保安官(?)で、

今度はおもちゃとして、というより

そばにいてアクシデントからボニーを守る

守護霊?幽波紋?のようになる事を誓います。

 

この辺がベテランおもちゃのなす技なのか。

 

他のおもちゃのため、

持ち主のために粉骨砕身する様は

前作同様熱い男だなという感じですが

先割れフォークを説教て空回りしたり

ボイスボックス奪われたり

猫に追いかけ回されたり、、、

報われない!報われなさすぎる!!

 

一縷の希望の光を差し込ませるのは、

昔の女だったというわけです。

 

・とにかく艶やかなボー・ピープ

 

めっちゃエロい女が出てきます。

ボボボーボ・ボーボボ

 

違う、ボー・ピープさん。

無印トイ・ストーリーと2に出てきて

恐らくウッディと相思相愛だろうというキャラ。

しかしバズに女房役を取られた形で

積極的なアプローチもウブな保安官には通じません。

 

ところが人気もあったハズの彼女は

3では出てこないみたいです(知らなかった)

それに関しても色んな憶測があったようですが

今回は冒頭で、ランプ毎よその持ち主の所へ

連れていかれてしまっていたことが描かれます。

うーむ、後付感あるけど辻褄は合っている。笑

 

そんな彼女と運命的な再会を果たす訳ですが

なんというか、アニメ技術の革新で

質感がメチャクチャ良い。

陶器のツヤとコツンという音が

凄まじいクオリティで表現されていて

なんだか、、、えっちです、、、

 

正直、初期の頃のピンクのフリフリは

陶器というよりお人形さんの様でしたが

ツルっとして少し冷たそうな質感が

彼女の魅力を引き上げていました、、、

 

そして格好も一新されて

パンツ姿にスカーフという姿は

活動的で自由な女性像そのもので

エネルギーをウッディに与えてくれます。

 

もう2人が再会出来たことで

ピエロだのなんだの言いましたが

ほぼウッディは報われてます。リア充です。

 

初恋のように(実際にそうかも)

モジモジとする2人は

見ていてなんだがやられました。照れた。

 

・「自分」を見つける姿に泣いた

 

今作で語らなければならないもう1人のヒロイン、

それは所ジョージ!ではなく

 

ウッディと同じボイスボックスを埋め込まれた

少し古い人形のおもちゃ、ギャビー・ギャビー。

初期不良でセリフが再生されず、

子供のそばに居ることを諦めていました。

その夢を叶えるべく、同じ仕組みを持つウッディを

襲ったりしていたわけですが、、、

 

理想の声を手に入れたにも関わらず

子供の無邪気な悪意の前に挫折してしまいます。

(ハーモニーどころか不協和音やわ)

それ故に一切を拒もうとする彼女にも、

天啓が訪れます。

 

迷子の子供が暗がりで泣いている。

その姿を見て心を痛めたギャビーⅹ2は

その子供に寄り添うことを望みます。

 

1度は跳ね除けられた怖さを克服し、

居場所を見つけたギャビ子の姿には

涙を流さずにはいられませんでした。

 

そして、転機はウッディにも訪れます。

 

無事にフォーキーを救い出し

ボニーの元に届けたウッディは

再会したボーとの別れを迫られます。

 

「持ち主に寄り添う事がおもちゃの使命」

それがトイ・ストーリーの至上命題でした。

 

しかしおもちゃとして、ではなく

一個人として、いや一個玩具として

自由に生きることを選択するのはどうだろうか?

という疑問が随所で投げ込まれます。

 

これって多分、

今までのトイ・ストーリーの主軸と

真逆の路線だと思うんですよね、、、

批判が殺到していると聞いたこともあります。

 

ですが、その辺があんまり分からん自分としては

既にアンディの元で役目を終え、

続くボニーのために最善を尽くし、

一番信頼出来るバズに背中を押されたウッディが

愛する人と広い世界へ旅立つという一連は

とても幸せなシナリオだと思いました。。

 

まさに、

「無限の彼方へ」ということですね、、、

 

 

 

さて、そんな浅い感想を

垂れ流して申し訳ありませんが

映画として面白い事は確かです。

あとは皆さんの目で確かめてください。

 

あーーー天気の子が観たい!!!それでは。