ヲカベ自分騙り

日々膨らむ妄言の具現化。

孤独のグル巡り 第1回 「汁なし坦々麺」

 

 

どうも、ヲカベです。

最近、コロナウイルスに敏感で

ライムを搾って予防したりしています。

 

 

「孤独のグル巡り」と題して

また勝手に始まったシリーズですが

もうタイトルのまんまって事で

実写ドラマ版の孤独のグルメ

実際に出てきた店舗で料理を頂いて

どんどん優勝して行こうってやつです。

 

 

事の発端は一昨日の夜。

突発的にジンギスカンが食べたくなり、

後輩を誘って昼ジンギスとシャレこもうや!

と盛り上がって約束を取り付け、

昼からやっていそうな店を池袋で発見。

 

 

そして昨日の昼下がり、

後輩マンと合流したヲカベが店に向かうと、

「本日閉店」

という絶望の張り紙。

 

いやいや、まじかーーーーい

 

 

もうね、口は完全に羊だったですよ。

メイメイ言いながら悲しんでいたんですけど

そうは言っても腹は減る。

 

他のお店は昼営業してないし、、、

 

どっか適当に入りますか、と意気込んで

すぐ近くの路地を散策。

こうなったら食べログとか見ないで、

自分の感覚でウマウマランチにありついてやる

それでしかこの心の乾きは潤わない、、、

 

 

そして、見つけたのが今回のお店。

なっげーーー前置き!

 


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「中国家庭料理 楊 2号店」さん!

読み方は「ヤン」です!

 

 

まずね、中国家庭料理って響きがいいよ。

言葉の歯切れの良さに引かれて入店。

 

「あれ、、、なんか見た事あるな内装、なんだっけ」

と思いを馳せること40秒。

 

そうだ、松重さんが来ていたんじゃ!!

孤独のグルメを思い出しました。

 

 

ドラマ版孤独のグルメって本当に不思議な番組でして

真剣にじっくり見る事はあんまり無くて

日常のBGMとして流しっぱなしにしたくて

けどその朧気な見方でも記憶に入ってくる。

グイグイ入ってくる。満員電車の山手線のごとく。

 

これは、

これからの人生で孤独のグルメの店を

巡れよ、、、という神の啓示か、、、

 

勝手に孤独のグルメ教に入信したヲカベは

これを機に放浪を決意。

 

五郎さんが自分の勘と空腹に任せて

美味飯を開拓していくというポリシーには

若干反してしまう所ではありますが

あやかって行く所存でございます。

 

そんな訳で1食目!

 


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「汁なし坦々麺」

写真は坦々麺だけですがランチセットだったので

これにスープとサラダ、デザートもついて

たったの¥880!お得!

 

お皿が深いので見た目以上に食いでがあります。

 

 

「初めての方は辛さ控えめで」という

恐ろしい注意喚起があったので

一旦控えめで楽しました、、、チキンかよ、、、

 

ただ、ドラマの方でも

五郎さんが舌の感覚がなくなる、、、っ!

とその辛さを表現していましたから、

これはビビっても仕方ありません。

 

 

でもいいんです。

敢えて、冒険しなくたって。

自分にとってキャパオーバーにならない事を

少しずつ積み重ねる人生だっていいじゃない。

 

そんなことを思いながら啜りあげた1口目、

これがまたウママーーーー!!

 

思わず柏手が出るところでした。

 

 

まずゴマやナッツの香ばしい風味が口に広がり

麺を噛む事に甘みも出てきます。

ところが、嚥下するころにはピリピリと辛味がある顔を出し

花椒の刺激が更に食欲を促進させます。

 

この味のグラデーションの鮮やかさに

驚いている頃には食べ切ってしまうのです、、、っ!

中国家庭料理の奥深さ、堪能致しました。

 

そしてこの情熱的な料理とは裏腹な

店員さんの実にクールな接客も見所です。

(ノールックノートーク配膳)

淡々と机に並べられる皿の一つ一つに

何かの圧力を感じます。気の所為ですが。

 

 

という訳で第1回の孤独のグル巡り、

如何でしたでしょうか。

 

次はどの町、どの店、どの料理に。

 

それでは最後に一句。

 

 

花椒の  刺激の真価  知る(汁)もなし」

 

 

次は辛さノーマルに挑戦したいと思います。

 

 

 

豊島区 池袋の汁なし坦々麺

豊島区 池袋の汁なし坦々麺

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video