ヲカベ自分騙り

日々膨らむ妄言の具現化。

つれづれ備忘曲 その1「Viva la Vida」

 

どうも、ヲカベです。

 

最近、レタスの美味さに気付きました。

生でも美味い、少し火を通しても美味い。

昔、尊敬する伊集院光大先生が自身のラジオで

「冷凍チャーハンを包んで頬張ると美味い」

って言ってたんで今度試します。

 

 

さて、「毎日備忘曲」と題して

(なるべく)毎日、色んな曲について

自分の思い出や好きな部分を語るコーナーを

勝手に設けました。イェイ。

 

この曲は作詞作曲が誰で誰のプロデュースで楽器編成はこんな感じでその時のメンバーは誰と誰で使用機材はどうでコード進行はこうなのにリズムはこうでこうでさらになんのタイアップでどのライブとどのライブではこんな風にやられてアーティスト自身もここに拘っていて云々カンヌン。。

 

などという、専門的な解説などは

全然詳しくないのでしない、てか出来ないです。

もしかしたら多少入れるかも知れませんが

間違ってたら突っ込んでください。

己の糧にします。メンタルの強さ。

 

 

 

Coldplay 「Viva la vida」

Viva la Vida

Viva la Vida

 

記念すべき第1回に、

どの曲について思いを馳せようと考えた時

真っ先に思い浮かんだのがこの曲でした。

 

イギリスが産んだモンスターロックバンド

Coldplayの代表曲、「Viva la vida」。

 

 

厳粛なストリングスから始まり

物悲しくも美しいクリスの歌声、

ドラムセットではなく

ティンパニーと鐘を使う事で

独特のビート感が曲を進めていきます。

 

壮大なコーラスが曲を頂点へ連れていき、

世界がどこまでも広がる、、、と見せかけて

曲は弦のメロディーだけを残してスッと纏まり

胸を締付けるように終わります。

 

 

 

日の明るい時にこの曲を聴くと、

友達にオススメしたくて

初めて自分のなけなしのお小遣いで

CDを買いに行った日の事を思い出したりします。

当時の自分にはまだ馴染みのなかった

紙のジャケット入りだった事もあり

特別な物を手に入れた!という高揚感が

より一層Coldplayを好きになる

大きな要因だった気がします。回顧。

 

 

 

 

この曲を聴きたいタイミングがあって、

夜、布団の中で極々たまに

「死んだらどうなるのか」って事を

考えても仕方ないのに

それでも暗闇に取り憑かれて

つい深く考えてしまう事があります。

 

そうすると、

今頑張っている事が全て無駄に覚えたり

ずっと眠ったまま起きない状況や

どこまでも続く黒い道を延々と歩いているみたい

なんて事が頭を占領して眠れなくなります。

 

 

そんな時にこの曲を聴くと

まず、めっちゃ涙出ます。すげぇ沁みます。

メロディの切なさが冷えピタの様に効いてきます。

その時に流れているものは、たぶん真っ黒だろう

ってくらい頭に鬱積してた物が溶けだします。

 

曲の歌詞を見てみると、

ひとつのストーリーが見えてきます。

 

繁栄を極めたとある強大な王様がいましたが、

転落し、全てを失って隠居する中で

過去の良かった頃を回顧している

というちょっと中世みたいな雰囲気の話。

 

 

結末は寂しいものかも知れませんが、

ポジティブに捉えると

いつか昔を思い出す日が来た時に

その時間はかけがえのないものになるだろう

と受け止めることも出来るな、と。

 

 

朝日が登るのが待ちきれない時、

不安な夜が怖い方に是非。

 

 

 

 

 

 

美しき生命

美しき生命