ヲカベ自分騙り

日々膨らむ妄言の具現化。

【King Gnu】Sympaと作り上げたCEREMONYの正体【Newアルバム感想】

 

 

 

紅白出場。

 

King Gnuが、

今の日本にどれほど受け入れられているかが

誰の目にも明確に分かる1つの偉業。

 

 

日々、大量の音楽が生み出されては瞬間的に消費されて

見る間もなく有象無象に埋もれてしまうこの時代に、

彼らはそれを拒み、残り続けるものを作り上げてきた。

 

確固たるシンボルとしての在り方を示したKing Gnuを、

彼らの音楽を好む人々は、「ファン」という言葉ではなく

「シンパ(同調者、共鳴者)」と呼ぶにふさわしいだろう。

 

 

 二枚のアルバムで我も我もと集められたシンパを待ち受けるのは、

大いなる熱量を持って行われる「CEREMONY(式典)」なのである。

 

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どうも、ヲカベです。

 

 

妙な語りで始まってしまった今回のブログですが

執筆時は1/14(火)の12時ごろ。

 

 

そうです、全世界待望のKing GnuのNewアルバム、

「CEREMONY」フラゲ日です!!やったぜ!!

 

そんなわけで私もワクワクを抑えきれず

予約した、King Gnu応援店であるイオン板橋店の中の

「バンダレコード」さんで受け取ってきまして、

直帰して早速アルバムを2周して3周目を聞きながら

キーボードを叩いている次第です。

 

(あんまりにも楽しみすぎてイオン開店とともに伺ったため商品がまだ店着しておらず、二時間ほどフードコートで潰したという慌てっぷりも発揮しました。)

 

 

購入したのはもちろん初回限定版!

こちらは通常盤がCDのみになっているのに対して

去年に行われたツアーのライブ映像がほぼ丸ごと収録された

ブルーレイがついてきます!!破格の内容!!

 

各々のセッション力が高い彼らのライブは本当に良いもので

生ならではのアレンジも痺れます。

通常版か初回限定版か悩まれている方で

「ラーメン二杯、今月は我慢するかぁ」

と思える方は是非とも

初回限定版がマストバイ!!!!

 

 

さて、今アルバムは12曲が収められていまして

その内、7曲が何かしらの「タイアップ」という

もうそれだけでこのアルバムの豪華さが伝わってきますし

いまや世間に彼らが与える影響力の凄まじさも物語っていますね。。

 

さらに異質なのが、12曲中3曲が

「開会式」「幕間」「閉会式」というインストの曲となっています。

式典をイメージした構成になっているというわけですね!

 

「開会式」はその名の通り、

アルバムの幕開けにふさわしい歓声とファンファーレ。

その後に続く「どろん」への期待値をぶち上げてくれます。

 

数曲を挟んで「幕間」。

少し間の抜けたフレーズの底に響くおどろおどろしさが

不気味な高揚感を聞いている人に与えます。

いったい、どんな幕間だったのでしょうか?想像も膨らみます。

 

そして、最後の「閉会式」。

物悲しいチェロの独奏がアルバムの締めになっています。

恐らく、というかほぼ間違いなく常田さんによる演奏でしょうが

この曲に関しては、そのひとつ前のトラック

「壇上」を聴くことで少し秘められた感情を読み解くことが出来ます。

 

 

このアルバムを通して、

「白日」や「飛行艇」など

配信シングルとして先行リリースされてきた楽曲も

耳の中のうずうずが擦り切れるほど聴いてきたので

すでにめちゃくちゃ好きなのですが、

 

一発で、「惚れた!!」

という衝動的で且つ衝撃的に好きになった

「壇上」という曲。

 

これが本当に圧巻で

何度聞いてもゾクゾクと背筋が凍る思いです。

 

king Gnuのスタイルは、基本的に

常田さんと井口さんのツインボーカルだす。

「七色の声」と呼ぶに相応しい美しく変幻自在な井口さんと、

艶やかで時に荒々しい常田さんの歌が重なるハーモニーは

本当に唯一無二なものだと思います。

 

しかして、この壇上という曲はほぼ全編が常田さんの歌のみです。

つまり、「これこそが今の俺の気持ちだ」という曲なんです。

(本人のTwitterでそんなことを仰っていましたが、曲を聴いて納得しました。)

 

気になる曲や歌詞の内容は、

私があれこれ言うのも憚られるほどストレートで

胸に響く内容なので、皆様ご自身で確認して頂きたいところです。

 

綴られる想いと、閉会式。

 

 

一個一個の楽曲のクオリティもさることながら、

アルバムとして聴いたときにつながる物語があって

歌詞カードを読みながら聴くのもおすすめです!

 

彼らの掌で転がされる快感というか

まさに作者の意図したとおりに素直に気持ちを動かされる

分かりやすいポップさと飽きさせない複雑さのバランスが

何度でも聴きたくなる魔力になっています!

 

強大な音楽の求心力に陶酔し

日々の依り代として集まっていくような、

まさに「CEREMONY」なのでしょうね。。

 

こんなにも、聞くほどに惹きつけられてしまい

気持ちを揺さぶられるアルバムに出会えたことは

事件としか言いようがありません。

本当にありがとうございます。

 

 

 

 

正直、あまりCDを買う人間ではないので

今回もかなり直前まで買うつもりがなかったのですが

 

 

先日公開された

今アルバムにも収録されている

「Teenager Forever」のMVを見て、

あんまりにも好みの映像だったので購入を決意しました。

これは本当に作戦勝ちです。やられました。

 


King Gnu - Teenager Forever

 

 

画面の向こうの

「ストリーミングでいいや」とか

「ラーメン5杯食いたいしなぁ」とか

「KING&PRINCEしか知らねーなぁ」とか

そんな風にお考えのあなた!!

 

 

まずはMV見て!!んでアルバム買ってみ!!!!

絶対に後悔させないです。

 

 

 

 

ぜひに。

 

 

 

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